プラスチックカードのエンボス加工について
 
 
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  1.プラスチックカードのエンボス加工の役割について

 お手持ちのプラスチックカードをご覧になりますと、ほとんどのカードには、
 浮き出し文字で
 カード番号やお名前や有効期限などが表示されています。

 この浮き出し文字の加工をエンボス加工と呼びます。 この浮き出し文字は、
 従来は、デパートやガソリンスタンドなどのお店で、カード決済をする
場合
 に使用されていました。

 複写伝票にカードを挟み込み、ローラーにて、カード番号などの浮き出し
 文字を伝票に写し
取ることで、利用者の情報を記録する、とても重要な
 役割を担っていました。

 しかしながら、最近では、コンビニやスーパーなど、どんなお店へでかけ
 てもローラーで、浮き出し文字を写し込んでいるところは、見かけなく
 なりました。

 いわゆるPOS(ポス)レジと呼ばれるレジスターが一般に使用されるように
 なってきた
からです。

 POSレジを利用することで、瞬時に利用者の与信情報が確認できるシステム
 になっています。

 レジスターに付属しているカードリーダーに磁気データ(カードの黒いテープ) 
 部分を通す
だけで、オンラインにて決済センターに繋がり、利用者の情報が
 確認できるようになって
います。

 利用者のカードが有効期限切れであったり、何らかのトラブルで利用停止
 になっているとか、与信情報が瞬時に確認されるような仕組みができて
 います。

 この為、現在では、カード決済については、磁気データの利用やICカード
 が中心となってきています。

 
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2.浮き出し文字の文字種について

     @浮き出し文字について

       浮き出し文字は、オス型とメス型の上下の金型で、プラスチックカードを
       挟みこんで、 表現します。
       したがって、漢字やひらがなは、表現できません。

       画数の少ない「アルファベット」「数字」「カタカナ」の表示となります。

    A利用できる文字種

      この為、安価な機種の場合には、「カナ・数字を使用できるモデル」と
      「英字・数字が、使用できる機種」を選択することになります。

       最上位機種の場合には、両方の文字種が利用できることになります。

    B漢字での表記ができないことで、最近では、使用される機会が少なく
     なってきました。
 

3.エンボス加工の現況について

 エンボス加工は、前項の紹介のように、既にその役割を終えています。
 特に、自社にて作成するシステムの場合は、手動にて1件ごと作成するか、
 データを入力
することとなります。 

 5.項にてご紹介しておりますエンボス加工の関連機器は、いずれも最近
  のWindowsの環境に対応できてない機種が大半です。 
  この為、お手持ちのパソコンシステムでの活用ができません。

 ※弊社では、PC接続仕様の「DCカード発行システム」をおすすめして
  います。



 近い将来、ICカードが主流となる時代には、使われなくなるものと思われ
 ます。

 したがって、今では、浮き出し文字の役割が変わってきています。

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     1)事前にカードを印刷して用意する場合に使用する; 会員番号などを
      連番にて付番して置きます。

        不特定多数の利用者を対象に発行するカードの場合には、こうした
       方法が今後も使用
    されるものと思います。
       
    この為、カードの裏面に署名欄を設けて、個人を特定する手段として
       います。

        ※従来のカード作成は、同一内容を大量に作成できるシステムと
         なっています。

         唯一、可変項目として「連番」の発行が可能となっています。

     2)デザインとして高級感をイメージさせる目的にて使用する。;

   浮き出し文字の上に黒、青、金、銀などの色を乗せている(ティッパーを
   使用)のが一般的です。
   この為、カードに高級感を表現できる場合も多いようです。

 
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   4.カード印刷の今後について

 最近では、「顔写真入りカード」を見かける機会が増えてきています。

 TVドラマやニュースなどの場面で、「顔写真入り名札」や「顔写真入り
 IDカード」
などをご覧になっておられるものと思います。

 これは、「コンピュータにより簡単にデータ処理ができる」ようになり、
 個人ごと、
1ごとに異なる情報をカードに印刷できるようになってきた
 ことによるものです。

   ※今や、顔写真や名前など 特定個人の情報をカードに印刷することが
     常識になってきました。

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 弊社のご提案しております「IDカード作成システム」をご使用いただく
 場合には12万円〜100万円という破格の価格で作成できるものです。

 こうした安価なシステム価格ゆえに大手企業様におかれましては、
 自社で作成するのが、一般的な常識になっています。

 当然のことながら、外部へ委託する作業となれば、自社の社員データや
 重要なお客様の情報
を開示することとなります。
 こうした情報の保全の意味もさることながら、自社で手軽に
できることが
 一番の理由となっております。

 Windowsが中心となっている一般のお会社の場合には、すでにパソコン
 を使ったカード発行システムが、一般的になってきています。


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 専門である印刷会社の対応はかなり遅れています。   

     1)カード印刷機の価格が高いこと。
      (市販用は安価なものですが、業務用の場合には、異なります)

      2)印刷業界でのパソコン利用がMAC対応となっています。
        この為、いろいろな関連機器が専用機として購入する環境となっています。

      3)印刷会社様の中で、データベースを活用するシステムを導入されている
       会社様は、多くありません。

       「1枚のイメージをキレイに美しく表現する技術やシステム」は確立されて
       いますが、
       「複数のデータを自動的に入れ替えたり、並び替えたり、集計したり、
       するような加工いわゆる『データベース』と呼ばれる技術やシステム」を
       導入されているオ会社様は多くありません

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 一方、一般ユーザー様では、自社で作成することが、主流となってきました。

弊社の扱い製品の中にも、市販のインクジェットプリンターを活用した
システムなら、4万円で「プラスチックカード製のIDカード」が発行できる
ようになっています。

こうした情報さえ、お持ちになられれば、「IDカード」の発行は、安価に
簡単にできる時代になっています。

ぜひ、あなた様のお会社様でもお試しください。

※4万円台で、プラスチックカードが発行できるしくみは、こちらです。

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