1)カードは、作ればいい?!
単に「カード」をお客様に渡すだけでは、十分に活用したことになりません。 すでに、スタンプカードや
ポイントカードにも取り組んでおられるお店もあるかと思います。 しかしながら、カードを作ったからといって売上が上がったと実感しておられるお店は,少ない
と思います。 従来から提案されているカードシステムは、カードの持っている機能や役割の一部を取り
上げて、「カードシステム」として販売されていることが多いからです。 ライトスタッフの考える「カードシステム」にはつぎの条件が必須と考えています。
@一人一人のお客様の情報を「正確に」「鮮度の高い」管理ができること。
・・・ 従来のカードシステムは、「不特定多数」のお客様を対象にしたものが中心でした。
あるいは、カード等にはお名前を書きこんでいただくものの特にお客様お一人一人の 購入履歴を管理をすることは、していませんでした。 「いつもまとめ買いされるAさん」が購入されても、「毎日少しづつを購入されるBさん」
の売上も、お店に残るデータとしては、何の違いもありません。 その日の売上、商品ごとの売上が残るだけでした。 せっかくご来店いただいたお客様のことは、何一つ情報としては残っていません。
場合によっては、毎日来てくださるお客様もお顔は知っていてもお名前すらわからない ことも珍しくありません。 (※お客様のことが、何にもわかっていないことが多くありません。)
・・・ もっと、お客様のことを知りたくありませんか?
お客様のことを知る為の一つの機会として「カード」の発行が必要と考えています。
もちろん、お名前や電話番号、住所だけではいけません。 できることなら、お客様の嗜好なども書き込みできるか、お話しながらの会員登録
申込書に書きこむことをされたらいかがでしょうか? Aお店からの提案を「お客様」にきちんと伝えることができるシステムであること。
・・・ 季節ごとに商品の入れ替えやお店の衣替えをされるお店は、少なくありません。 「新メニュー登場」
といった新しい企画や催事の情報もできることなら、きちんとお客様 にお伝えしたいことの一つです。 お店のお客様すべてに告知したいこともあるでしょうし、特定の方だけにお伝えしたい
情報もあります。 こうした情報をお客様へ告知する手段をシステムとして備えていることが必須と思い
ます。 Bお客様と購入された商品や利用されたサービスの履歴が管理できること。
・・・ 従来のカードシステムは単に「売上」を中心に管理しているだけの ものとなっています。
今日のお店の売上なり、商品の売上、時間帯ごとの売上は即座にわかるようには なっています。
でも、買っていただくお客様のこと、お客様が望んでおられる商品やサービスのこと、 あるいはお客様のお好みのブランド(銘柄)等は 直接対面販売される販売員さん
の「頭の中」には、あるかも知れ ませんが、お店の情報としては、共有されていません。 こうした情報もシステムとして管理できるようになっていることが必須
と思います。 ※従来のカードシステムは、「売上」のことだけを主として管理するシステムでした。 売れている商品や製品、購入される「お客様」のことは、何も関知していない、
あるいは、何もデータが蓄積されていないシステムがほとんどでした。 |