会員証・メンバーズカード運用のポイント - Part1 |
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※本コラムでは、「会員証」、「メンバーズカード」「クラブ会員証」などと呼ばれている「カード」についてご紹介をしております。
ご紹介する中では、総称して「カード」という用語を使用させていただきます。 |
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誰も教えてくれない「運用のポイント」をお教えします! |
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| このページでは、つぎのテーマでご案内をしています。 |
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(1)「カード」は、コミニケーションツールだ!
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「カード」は一方通行のコミュニケーションツールです! ・・・これが一般的です。 |
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| @ポイントカードについて
運用事例として最も多いものが、「スタンプカード」や「ポイントカード」です。 購入額に応じて、「スタンプ」や「ポイント」がたまり、所定の数やポイントに達すると優待サービス
が受けられるものです。 いつも、ご利用されるお客様にも喜んでいただけるので、特に女性の方には、好評です。
Aメンバースカードについて ガソリンスタンドや美容院等で、使用されているのが、「メンバーズカード」です。 メンバーの方には、あらかじめ設定された優待価格での商品の購入やサービスを受けることが
できます。 | | |
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| ※ポイントカードとメンバーズカードの違い<一般的な例>としては、
●メンバーズカードの場合には、利用時点ごとに優待特典が得られるのに 対し、ポイント カードの場合には、利用を繰返し重ねることで優待特典が得られることになります。
●メンバーズカードの場合は、基本的には一人のお客様には、1枚発行すれば、良いこと になります。(例外的に再発行もあります。)
スタンプカードや、ポイントカードの場合には、購入ごとに配布することが多く、一人の お客様に複数枚数配布することになりがちです。
したがって、大量発行されることになります。 ●ポイントカードの場合は、優待特典が毎回得られるのではないので、常時利用される
「リピータ様」を対象にしたサービスといえます。 この為、比較的「女性」を対象にしたサービスに適しています。 「近隣の常連さん」を対象にしていると考えられます。
「高額商品」の扱いが中心であれば、「広いエリア」を対象にした場合でもポイントサービス の魅力がでてきます。 |
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| ※新しい運用のスタイルとして、「インターネット通販」での活用事例もございます。
●メンバーズカード ・・・ お店のイメージを伝える為の媒体の一つとしてメンバーズカードを発行 いたします。
もちろん、カードにはお客様のお名前が印刷されています。
入会の御礼として、お店から最初に届く「グリーティング(ごあいさつ)カード」として、
インパクトのあるもの、喜んで いただけるものにしたいものです。 「お店のイメージ」を伝える販促品でもあります。
もらって喜んでいただけるカードになるようデザインにも配慮して作成したいものです もちろん、メンバーズカードですので、メンバーズ価格などの直接的なメリットもお客様
にご提供いたします。 ●ポイントカード ・・・WEBを通じての通販の場合にもポイントサービスは可能です。
ポイントシールは不用ですが、累計購入金額での特典があれば、お客様には喜んで いただけますし、リピータにもなっていただけます。
可能であれば、ポイントサービスをされると良いでしょう。 むしろ、WEBでのポイントサービスは、カードを「携帯する煩わしさ」から開放されること
で、お客様には十分なメリットがあるものの運営側では、累積売上やポイント管理など のシステム構築が不可欠です。
◆店頭の場合には累積ポイントはお客様が管理 します。 WEBの場合には、運営側が管理いたします。 この点の違いが一番大きな点です。
◆店頭でのポイントサービスは、一方通行のサービスです。 カードを発行するなり、シールを配布するなり、スタンプを押すなりの運営側が提供する
もので、特典の行使は、お客様次第です。 特典を利用する方、しない方もあります。 ◆WEBでのポイントサービスは、特典を行使できるところまでのサポートを運営側が必要
です。 現在の累積ポイントや、累積ポイントに対応できる特典の告知 など、運営側システム の負荷は大きくなります。
携帯電話をご利用の方は、毎月の請求書にポイントサービスの累積ポイントが明記され ていることや商品案内のパンフレットが同封されていることをご存知でしょう。 |
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| ※ポイントカードの新しいスタイルとして「リライトカード」というものもあります。
プラスチック製のカードですが、利用ごとにポイントを加減算されし、カードに表記されます。 (ハイウェイカードや公共交通機関の回数券等にも利用されています)
形や見た目のイメージは異なりますが、従来のスタンプカードやポイントカードと同じ運用をして いるものが多いようです。
※別項でも紹介しますが、単なるポイントカードとしての機能だけでなく、顧客情報の収集等、 複合的な利用をされている場合もあります。
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| ※カードの運用という観点からみてみますといずれも、「お店側からの情報発信」ということになります。
優待特典の詳細は、お店のPOP等で告知することになります。 また、カードのデザインには、お店のセンスやイメージが表現されることとなりますので、重要な販促
ツールといえます。 | | |
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