会員証・メンバーズカード運用のポイント - Part4 |
|
※本コラムでは、「会員証」、「メンバーズカード」「クラブ会員証」などと呼ばれている「カード」についてご紹介をしております。
ご紹介する中では、総称して「カード」という用語を使用させていただきます。 |
|
誰も教えてくれない「運用のポイント」をお教えします! |
|
| このページでは、つぎのテーマでご案内をしています。 |
| | | |
| | |
|
(4)カード運用での課題 |
|
カードを運用する中での課題は、大きく4つあります。
ぜひ、お客様の視点で取り組まれることをご提案いたします。 |
|
| 1)カードを持っていることでの「特典・サービスの魅力作り」
・・・ お店側が用意するサービスは、それなりに魅力のあるものだと思いますが、それはお客様 側から見ても同じように魅力のあるものなんでしょうか?
対象者が異なれば、同じサービスでも不評を招くことになります。 ※例えば、駅前や繁華街で配っているポケットティッシュは、どんな方を対象にしたら、喜ん
でいただけるのでしょうか? ・・・ サービスや特典は、「モノ」に限りません。 お客様への心遣いが伝わるものを用意したいものです。 |
| |
|
| 2)カードを使用してもらえるお店の魅力作り
・・・ いろいろなお店がカードを発行しています。 お客様は、その中からご自分にとって、必要なカードのみを携帯することとなり、多くのカード
は淘汰されてしまいます。
・・・ やはり、カードで得られる特典やサービス以前に、「お店としての魅力や特長」があってこそ
ですね。
※最近の事例では、「TSUTAYA」様が注目です。
ビデオやCDのレンタル、書籍の販売の全国展開をされているお会社です。 自店でのご利用だけでも利便性のあるものですが、最近コンビニの「ローソン」様や
「新日本石油」(ガソリンスタンド)様との提携を発表 されました。 それぞれのお店でのご利用でも、ポイントが加算されるようです。
他のお店、しかもそれぞれに利便性の高いお店でも利用できるとなれば、魅力が倍 増、3倍増となります。 「カードの運用」という点で今後も注目していきたいと思っております。
| | |
|
|
|
| 3).カードを持っていなくても利用できる運用システム
・・・ 例えば、「ポイントカード」の場合、生活行動圏の狭い女性には好評なのですが、逆に 行動圏の広い方、特に男性(もちろん女性でも)
には、不評です。 カードを携帯していないとサービスが受け られないことが多いからです。 常時カードを携帯していなくてもサービスが受けられるシステムで
あれば、こうした不便が解消
されることになります。 別サイト(カードの種類について)でご紹介した「携帯電話」や「お客様番号」は、こうした問題
点の一つの解決方法であるように思います。 |
| |
|
|
| 4)できるだけ多くの情報発信をしよう。
できるだけ多くの情報受信ができるようにしよう。
| −−−−− 一つの事例を上げてご説明いたします −−−−−
会員証・メンバースカードを発行することにしたとします。 @最初の会員登録時に「嗜好」を登録していただきます。
・・・ その嗜好に沿った情報を発信しようとするものです。 A購入履歴より、指向を分析、特定商品の情報を発信します。
・・・ 該当するお客様をピックアップしDMを発信します。 B翌年、翌々年も同じ「嗜好」でいらっしゃるのでしょうか?
・・・ 若い女性の方なら、ご結婚をされてお名前が変わっているかもしれません。 |
| |
| −−−−− もう一つの事例を上げてご説明いたします −−−−−
メールニュースを配信することにしたとします。 @最初の会員登録時に「嗜好」を登録していただきます。
・・・>お客様の求めているもの、望んでいるものを提供する為には、やはり、対象の方
に直接情報発信するのが一番です。 A 返信があった場合には、当然お店からの返信(リアクション)が必要です。
もし、返信をしなかったら、次からはお客様よりの返信はなくなってしまいます。
・・・>コミュニケーションは、お互いに情報を発信することで、成り立って いますね。
| |
| −−−−− もう一つの事例を上げてご説明いたします −−−−− 毎日、どなたかの「特別な日」でもあります。
・・・毎日、誰かの誕生日や結婚記念日です。 「あなたのスペシャルデー(特別な日)」を登録していただければ、「サラダ記念日」が毎日
できることになります。
・・・>コンピュータで登録した情報は、活用してこそデータです。 (活用できない情報は、ゴミと呼ばれています。)
・・・>システム次第では、一人の方の為のDMも可能です。 |
|
| −−−−− もう一つの事例を上げてご説明いたします −−−−−
わたくしどもライトスタッフは、パソコンやFAX、メール等を日常活用しております。 お客様へ伺った折に、受注した商品を手配しようと外出先よりメーカーにTELいたします。
メーカーの中には、書類での発注しか受けつけないとのことで、TELで受付されないことが あります。 でも逆に考えてみますと、受注できる手段は、いろいろあった方が当然便利ですね。
ややもすると、お客様の利便性よりも社内ルールを優先する会社も少なくありません。 例えば「苦情処理」のことで言えば、TELやFAXであれば、フリーダイヤルで、メールでも
受付ができるよう、お客様の立場にたった対応を考えてみるとよいでしょう? 「車の運転者」と「歩行者」の場合に、例えられますが、立場が変われば思っていることが
変わ
ってきますね。 | |
※お店の方も他店を利用された折、そんな思いをされたことありませんか? ぜひ、こうした例もご参考になさってください。 |
| |
|
|
|
|